「今日中に写真が必要」「アルバムに入れるぶんだけ数枚プリントしたい」といったとき、近所のコンビニで写真をプリントできると助かります。ただ、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートはそれぞれ料金や対応サイズ、スマホからの送り方が少しずつ違います。違いを知らないまま店に行くと、小銭が足りなかったり、思ったサイズがなかったりすることもあります。
この記事では、3社の公式サイトに掲載されているマルチコピー機の写真プリントについて、サイズ・料金・手順・注意点を整理して比較します。料金は変更されることがあるため、実際に利用する前には、各社の公式サイトや店頭の機械の表示で最新の内容をご確認ください。どこが優れているかを決めるものではなく、ご自身の用途に合う場所を選ぶための材料としてお読みいただければと思います。

コンビニで写真プリントをする基本の流れ
3社とも、基本は店内のマルチコピー機に写真データを送り、サイズと枚数を選んで料金を払う流れです。データの渡し方は、スマホから送る方法と、SDカードやUSBメモリなどのメディアを機械に差す方法があります。
- スマホの専用アプリや、メディアを使って写真データを準備する
- マルチコピー機の画面で「プリント」→「写真プリント」を選ぶ
- データを送信または読み込みして、サイズと枚数を選ぶ
- 料金を支払って、プリントを受け取る
セブン-イレブンの公式ページには、「セブン‐イレブン マルチコピー」アプリで写真を登録してQRコードを生成し、マルチコピー機でQRコードをかざしてWi-Fi接続し、写真データを送信する流れが案内されています。支払いは、公式ページによればコインまたはnanaco(電子マネー)から選ぶ形です。
3社の写真プリントのサイズと料金を比べる
各社の公式ページに掲載されている、写真用紙でのプリントの料金を並べます。3社の公式ページには税込・税抜の表記が見当たらないため、税の扱いは機械の画面でご確認ください。サイズは、L判が89×127mm、2L判が127×178mmです(ローソンの公式ページの参考表記)。ローソンの公式ページでは、スクエアが127×127mmと明記されています。
| 項目 | セブン-イレブン | ローソン | ファミリーマート |
|---|---|---|---|
| L判(写真用紙) | 1枚40円 | 1枚30円 | 1枚30円 |
| 2L判(写真用紙) | 1枚100円 | 1枚80円 | 1枚80円 |
| 正方形(ましかく/スクエア) | ましかくプリント 1枚40円(Lサイズのフォト用紙) | スクエア 1枚50円 | スクエア 1枚50円 |
| 証明写真プリント | Lサイズ 1枚250円 | L判 200円、L判シール 300円 | L判 200円、L判シール 300円 |
この表のとおり、セブン-イレブンとローソン・ファミリーマートでは、同じL判でも料金が10円違うなど、サイズごとの料金設定に違いがあります。ただ、1枚あたりの差は小さく、枚数が少なければ総額への影響は限られます。ほかにも、プリントの種類や機能、支払い方法の違いも判断材料になります。
- 料金は枚数が増えるほど、1枚あたりの差が積み重なります
- 証明写真やシール紙は、通常の写真プリントとは別料金です
- キャンペーンや料金改定の有無は、利用前に公式サイトで確認してください
セブン-イレブンの写真プリントの特徴
セブン-イレブンの公式ページでは、写真プリントについて「高画質・高光沢の高級感あふれるプリント」と説明されています。サイズはLサイズと2Lサイズのフォト用紙から選べ、そのほかに次のようなメニューがあります。
- シャッフルプリント(2Lサイズ・1枚500円):たくさんの写真をまとめて1枚にプリント
- インデックスプリント:Lサイズ1枚40円、2Lサイズ1枚100円
- ましかくプリント:Lサイズのフォト用紙で1枚40円
- シェアプリント:Lサイズ1枚200円、2Lサイズ1枚300円(アプリでフレームを選んで、真ん中でカットして使う)
スマホからプリントする方法は3種類あり、「セブン‐イレブン マルチコピー」「かんたんnetprint」「netprint」というアプリが公式ページで紹介されています。比較表では、ユーザー登録が不要なのは、マルチコピーアプリとかんたんnetprint、必要なのはnetprintとされています。1度に送信できる枚数は、マルチコピーアプリが60枚、かんたんnetprintが10枚です。

ローソンの写真プリントの特徴
ローソンの公式ページでは、マルチコピー機でL判・2L判・スクエアの写真プリントができると案内されています。写真用紙のほかにシール紙も選べ、料金はL判200円、2L判300円、スクエア250円です。公式ページには、シール紙を人体に貼ることを避けるよう注意書きがあります。
はがきプリントについては、マルチコピー機にセットされているはがき用紙に印刷する形で、持ち込みはがきは利用できないと公式ページに書かれています。年賀状や暑中見舞いに自宅のはがきを使いたい場合は、この点に注意が必要です。そのほかに、証明写真プリント、カレンダープリントといったメニューも公式ページに掲載されています。
ファミリーマートの写真プリントの特徴
ファミリーマートの公式ページでは、写真プリントのメニューとして、L判・2L判・スクエアの写真用紙とシール紙が紹介されています。そのほか、次のような機能も案内されています。
- 並べてプリント:L判サイズの場合、A4用紙に4枚まで印刷可能(A4光沢紙120円)
- 引きのばしプリント:A4光沢紙のカラー1枚120円
- インデックスプリント:1枚100円〜300円
- ポスター作成:1枚200円〜480円(最大A1サイズ)
スマートフォンからは、公式ページの「使用可能なメディア」の一覧に、スマートフォン(PrintSmash)が挙げられています。利用する端末や機種によって使える方法が異なる場合があるため、公式ページの案内を確認してから行ってください。
- 料金は変更されることがあります。利用前に最新の内容を確認してください
- 機種や店舗により、使えるメディアや機能が異なる場合があります
- メディアを差している間は、案内があるまで抜かないでください
目的別に選ぶときの考え方
少ない枚数をすぐに手に入れたい
数枚だけ急いでプリントしたいときは、自宅や職場に近いコンビニを選ぶのが現実的です。この場合、料金の差よりも、店までの移動時間や、スマホの操作のしやすさのほうが影響が大きくなります。使い慣れたアプリがある、または登録の手間がかからない方法があるかどうかを確認しておくと、スムーズです。
プリントを送り先に届けたい
祖父母や友人に写真を送りたいときは、L判の写真をまとめてプリントして、写真用の厚紙入り封筒(L判対応)に入れて送る方法があります。シール紙は、貼って使うことが前提のため、この用途とは目的が異なります。
アルバムに整理したい
プリントした写真は、L判対応のポケットアルバム(100枚前後収納できるタイプ)に入れると整理しやすくなります。2L判は、アルバムによって収納できるものが限られるため、買う前にアルバムの対応サイズを確認してください。
仕上がりを重視して、大きなサイズで飾りたい
大きく引き伸ばして飾りたい場合は、コンビニよりも、写真専門店のネット注文のほうが選べるサイズが幅広い場合があります。コンビニの選択肢は、L判・2L判・スクエアが中心です。より大きなサイズを希望する場合は、利用する店舗やネット注文サービスの公式ページで、対応サイズを確認してください。

メディアで持ち込むときの準備
スマホではなく、SDカードやUSBメモリで写真を持ち込む場合は、事前の準備が必要です。まず、カメラのSDカードをそのまま差す場合は、機械が対応しているメディアかを確認します。セブン-イレブンの公式ページには、メモリースティックDuo、コンパクトフラッシュ、CD/DVD、赤外線IrDAは非対応と書かれています。ファミリーマートの公式ページには、現行機種で使用できるメディアとして、SD・miniSD・microSDカード、USBメモリーなどが紹介されています。
パソコンやスマホにある写真を持ち込みたい場合は、USB 3.0対応のUSBメモリ(32GBクラス)や、USB-C対応のSDカードリーダーがあると便利です。ただし、機械のメモリ容量や対応フォーマットは機種によって異なるため、公式ページで対応しているデータ形式を確認してください。セブン-イレブンの公式ページには、メディアを使う場合は事前にデータのバックアップを取っておくよう案内があります。元の写真データは別に保存しておくという習慣をつけておくと安心です。

プリントの仕上がりを良くするコツ
- 撮影時に画面の明るさを確認し、暗すぎる写真は避ける
- スマホの画面で見るよりも、プリントでは色が少し沈んで見えることがある
- トリミングで人物の顔や頭が切れないよう、プレビューで確認する
- 解像度が低い写真は、2L判以上に拡大すると粗く見えることがある
写真のサイズと縦横比の関係は、サイズ選びの失敗を防ぐ大きなポイントです。スマホの写真は4対3の比率が多い一方、L判は縦横比がやや細長いため、上下や左右の端が少し切れる場合があります。
よくある質問
Q. 写真は何枚まで一度にプリントできますか?
機械やアプリによって異なります。セブン-イレブンの公式ページの比較表では、マルチコピーアプリが60枚、かんたんnetprintが10枚と記載されています。ほかの会社の上限は、機械の画面や公式ページで確認してください。
Q. 支払いは現金だけですか?
セブン-イレブンの公式ページには、コインまたはnanacoでの支払いが案内されています。ほかの会社の支払い方法は、公式ページや店頭の機械の表示で確認してください。
Q. 写真用紙とシール紙の違いは何ですか?
シール紙は、裏面がシールになっている用紙です。写真用紙より料金が高く設定されています。貼って使う用途に向いています。
Q. 証明写真もコンビニでプリントできますか?
3社とも、証明写真プリントのメニューが公式ページに掲載されています。セブン-イレブンの公式ページには、証明写真プリントはパスポート申請には適さないと書かれているため、用途に応じて申請先の条件を確認してください。
まとめ
コンビニの写真プリントは、L判・2L判・正方形のサイズが中心で、料金や機能、スマホからの送り方に違いがあります。セブン-イレブンはアプリが複数あり、ローソンとファミリーマートはL判の料金設定が近い、といった特徴を確認できました。
一方で、料金やサービスの内容は変わることがあります。実際に利用する前に、各社の公式ページで最新の内容を確認し、ご自身の目的に合う場所を選んでみてください。


